おい、明日CRTモニタとどくぞ。オブリビオン第17話
前回、おっちゃんから息子達を助けるように頼まれた忍犬は
息子達のいるであろうおっちゃんの畑に向かっていた。
息子達が心配だったというか報酬が心配な忍犬は焦っていたが
しばらくすすんでいると例の兄弟らしき人物を見つけた。
さっそく忍犬は馬から降りて二人に事情を説明し連れて帰ろうとしたのだが
兄「なんだ、お前は?」
弟「邪魔をするな!」
なかなか失礼なやつらだった。
まあ、親があんななのでもとより言うことを聞いてくれるとは思えないのだが
一応、忍犬は親父さんが心配していることを二人に伝えた。
すると2人は
兄「おい!やっぱり親父は怖気づいたようだ。やっぱり俺たちが行くしかないな!」
弟「ああ!二人で大丈夫さ!」
そういって2人は畑のほうへと向かっていった。
やれやれ、しかたがない。ついていこう。
忍犬は2人の後を追った。
畑に着いた兄弟と忍犬は早速戦闘準備を始めた。
忍犬は畑荒らしと聞いてどうせ野生の狼かあの無駄にでかいネズミ程度だろうと思っていた。
そしてそれがこの仕事を引き受けた理由でもあった。
兄「くるぞ!!」
弟「俺ら兄弟の力を見せてやるんだ!」
さて、チャチャっと片付けてクヴァッチへ行くまでの旅費を貰おう。
忍犬はかなり余裕を持ちながら剣を構えた。
その直後、問題の畑荒らしが現れた。
兄「来たぞ!!ゴブリンだ!!」
え、ゴブリン?!
注意 ここから先かなり画像がブレております。よく目を凝らしてご覧ください。
どう見てもゴブリンだった。畑荒らしってレベルじゃねえぞ。
忍犬は先ず兄弟を守ろうと思ったが、この兄弟それなりの剣術を積んでいるようで
次々と迫るゴブリンを切り倒していった。
しかし、数で押すゴブリンの力もまた強大だった。
着実に兄弟と忍犬の体力が消耗されていく。
そして、決着はついた。
全てのゴブリンを倒し、ボロボロの忍犬は同じく疲れきっている兄に話しかけた。
兄は忍犬のほうを見ず弟を見ていた。正確には弟だったものだ。
忍「気にするな。あんたのせいじゃない」
見事な最後だった。ゴブリンに囲まれた弟はゴブリンに殺されるぐらいならと
自分の体を横から刺して切腹という荒業で命を絶ったのだった。
あまりもの見事な死にっぷりに忍犬は次に言う言葉が出てこなかった。
しかし兄にはコロルのおっちゃんのところに帰って貰わなければならない。報酬のために
忍犬は覚悟をきめ、もう一度兄に話しかけた。すると
兄「ああ、俺らはやったんだ・・・報酬は親父にもらってくれ。」
それだけを言い残し兄はコロルの自分の家へと帰っていったのだった。
忍「・・・さて次は親父さんか」
忍犬はウンザリしながらおっちゃんに依頼された結果を伝えた。
「そんな・・・わたしの息子が・・・信じられない」
おっちゃんは兄とは違ってショックを隠しきれないようだ。
悲しむおっちゃんをなだめ忍犬はおっちゃんから報酬をもらったのだった。
報酬をうけとった忍犬はすぐさまクヴァッチへと出発した。
あの親子がこの先どうするか、忍犬は考えようとはしなかった。
続く
息子達のいるであろうおっちゃんの畑に向かっていた。
息子達が心配だったというか報酬が心配な忍犬は焦っていたが
しばらくすすんでいると例の兄弟らしき人物を見つけた。
さっそく忍犬は馬から降りて二人に事情を説明し連れて帰ろうとしたのだが
兄「なんだ、お前は?」
弟「邪魔をするな!」
なかなか失礼なやつらだった。
まあ、親があんななのでもとより言うことを聞いてくれるとは思えないのだが
一応、忍犬は親父さんが心配していることを二人に伝えた。
すると2人は
兄「おい!やっぱり親父は怖気づいたようだ。やっぱり俺たちが行くしかないな!」
弟「ああ!二人で大丈夫さ!」
そういって2人は畑のほうへと向かっていった。
やれやれ、しかたがない。ついていこう。
忍犬は2人の後を追った。
畑に着いた兄弟と忍犬は早速戦闘準備を始めた。
忍犬は畑荒らしと聞いてどうせ野生の狼かあの無駄にでかいネズミ程度だろうと思っていた。
そしてそれがこの仕事を引き受けた理由でもあった。
兄「くるぞ!!」
弟「俺ら兄弟の力を見せてやるんだ!」
さて、チャチャっと片付けてクヴァッチへ行くまでの旅費を貰おう。
忍犬はかなり余裕を持ちながら剣を構えた。
その直後、問題の畑荒らしが現れた。
兄「来たぞ!!ゴブリンだ!!」
え、ゴブリン?!
注意 ここから先かなり画像がブレております。よく目を凝らしてご覧ください。
どう見てもゴブリンだった。畑荒らしってレベルじゃねえぞ。
忍犬は先ず兄弟を守ろうと思ったが、この兄弟それなりの剣術を積んでいるようで
次々と迫るゴブリンを切り倒していった。
しかし、数で押すゴブリンの力もまた強大だった。
着実に兄弟と忍犬の体力が消耗されていく。
そして、決着はついた。
全てのゴブリンを倒し、ボロボロの忍犬は同じく疲れきっている兄に話しかけた。
兄は忍犬のほうを見ず弟を見ていた。正確には弟だったものだ。
忍「気にするな。あんたのせいじゃない」
見事な最後だった。ゴブリンに囲まれた弟はゴブリンに殺されるぐらいならと
自分の体を横から刺して切腹という荒業で命を絶ったのだった。
あまりもの見事な死にっぷりに忍犬は次に言う言葉が出てこなかった。
しかし兄にはコロルのおっちゃんのところに帰って貰わなければならない。報酬のために
忍犬は覚悟をきめ、もう一度兄に話しかけた。すると
兄「ああ、俺らはやったんだ・・・報酬は親父にもらってくれ。」
それだけを言い残し兄はコロルの自分の家へと帰っていったのだった。
忍「・・・さて次は親父さんか」
忍犬はウンザリしながらおっちゃんに依頼された結果を伝えた。
「そんな・・・わたしの息子が・・・信じられない」
おっちゃんは兄とは違ってショックを隠しきれないようだ。
悲しむおっちゃんをなだめ忍犬はおっちゃんから報酬をもらったのだった。
報酬をうけとった忍犬はすぐさまクヴァッチへと出発した。
あの親子がこの先どうするか、忍犬は考えようとはしなかった。
続く
by ninken360
| 2006-12-28 03:35
| オブリ日記