ライオットアクトじゃ駄目なのかクラックダウン
あるところに、いつも市民を助けたり誤って殺しちゃったりしてるエージェントがいた。
彼は今日ある一大決心をしてココにいた。
この馬鹿みたいに高い建物は登れるのか試してやろう。
彼はずっと疑問に思っていたのだった。どんなところからも見えるほど高いビル。
これは景色扱いで登れなのか、それとも他の建物同様登れるようなところなのか
早速海を泳いで近づいてみた。
目の前にはあのビルがあった。
景色ではなかったのか・・・ビルのテクスチャを空に貼ってあるもんだと思っていた
エージェントは思わず感動してしまった。
しかしこれを確認するためだけに来たわけでは無い。
このビルを登らなければならない。エージェントは助走をつけてビルへ飛びついた。
何故にビルの中からエレベーターなどを使っていかないのかと思うだろう。
簡単な答えだ。この世界の建物には入り口が無いからだ。
エージェントは腕の力のみでさらに最上階へと登っていった。
ほとんど掴まるところが無いところを進んでいく彼のその姿はさながら
劇場版ストリートファイター2の冒頭のリュウのようだった。
ちなみに忍犬は小学生の頃これの某シャワーシーンで軽く興奮した。
あの頃はよかった。大人のボキャブラ天国はいまだに覚えている。
なぜか全裸の女性が男性の上で綱渡りをするという奇妙にもほどがある映像だったが
おっと話が逸れてしまった。エージェントはその後も
さらに登り
さらにさらに登り
時々サボった。
そして遂に屋上に到着。後は目の前のポールに乗ればもっとも
高いところに登ったことになる。エージェントはポールへと飛び移った。
高い・・・とにかく高い。しかし遂に着いたのだ。
エージェントと中の人の忍犬は達成感でいっぱいだった。
だがその時気づいた。
右上のタイマーが一分を切っていた事を。
感慨に耽っている暇も無い。
なにか、なにか面白いことをしてなんとかこの話を終わらせなければ。
しかし、残り時間的に出来ることは一つしかない。
そしてそれは彼の命が必要だった。
それでも彼は決断した。
飛び降りよう。彼は覚悟を決め
飛び降りた。
あれ?不思議な感覚だ。なぜだろう。もしかして・・・
飛んでる!?
まさかエージェントは空も飛べるとは・・・そうだ彼もそういえばこう言ってた。
「飛んでるんじゃない・・・落ちてるんだ。」
そう。飛んでるんじゃ無い・・・
落ちてるんだ。
by ninken360
| 2007-02-11 21:40
| 雑記